洋服が好きで好きでたまらないことをやめたいブログ

買うのが止まらないことから自分に向き合うブログ

買い物のくせ


前回の記事にも書いた通り、今現在は「買わない挑戦」中です。
ですが、なぜか通販のページを何度も見てしまうのです…
見なければ欲しくなることはないのに。
我慢する辛さも感じなくて済むはずです。

その心理はいったい何なのか、自己分析してみようと思います。

 


◆着用画像を見ることがレジャーになっている。


以前もご紹介した
筆子ジャーナル
http://minimalist-fudeko.com/


こちらの記事で目にした「買い物が止まらない人は買い物がレジャーになっている」というもの


恐らくわたしは当てはまると思います。
商品(雑貨や洋服)を見ることがたまらなく楽しいのです。
特に洋服は、着用画像をみることがとても好きです。
ショップのスタッフさんはもちろん、ブログやインスタグラムに投稿されている愛好家の方の着用画像まで。
気になるお洋服があるとひたすら調べてしまいます。
そして結局…その服を買うのです。
「自分と似た体形の人が着こなしていたから」という言い訳を使って。


次にわたしのいつもの買い物の癖について自覚のあることを書き出してみようと思います。

 

◆買い物のくせ


わたしの買い物の癖ですが…前職の仕事に影響されたところも大きいと思います。


まず最初に、同じ職場でももちろん堅実な方はたくさんいました。
なのでこの仕事をしたせいでどんどん浪費が進んだ、というよりは
仕事という毎日の習慣の中でもともとあった自分の買い物の癖を加速させてしまった
というのが答えだと思います。

 

前職は雑貨販売員でした。
発注から売り場づくり、売り上げの管理など…担当した部門のことはすべて一人で受け持つ体制でした。
この「発注、売り場づくり」の流れがわたしの買い物の癖を加速させたのだと思っています。


季節の売り場づくりでは、テーマを設定し、新しく届いたカタログの中から売りたい商品を決め
予約という形で一気に発注を掛けます。
そしてそれらの商品はまとめてお店に届きます。
いわゆる「季節の提案」「立ち上げ」の作業です。


そして商品が届いたら営業時間中に新しい売り場の提案を作り上げなければなりません。
お店にあるインテリアや届いた商品などを駆使して3~4時間で売り場を作り上げます。
ものすごい作業量ですが、すごく「楽しい」のです。
新しい商品はわくわくします。
それに毎日いる売り場が がらっと変わるのは目新しく楽しかったです。


この「一気に買う」そして「一気に変える」
これがわたしの買い物のくせに悪い影響を与えました。


お店には常に新しいものが入ってきます。
その刺激がほとんど毎日ある職場でした。
前の仕事を退職してからは、その職場での習慣だったものを
私生活に取り込むようになってしまいました。


例えば部屋を片付けて少し模様替えをしたい。
それを少しずつやる、ということが我慢できない。
たとえ家具が高額でも、カーテンがまだ使えそうでも、カーペットを買うのが難しくても
全て揃えて一気に変えたい。
そしてそれを定期的にやりたい。


これはそのまま売り場づくりの癖を引きずっています。
「買い物をしたい」「新しいものが欲しい」
この気持ちに以前は仕事で折り合いをつけていたように思うのです。
常に新商品に気を配り、新しい提案を考える。それは仕事でしたから、当たり前です。
今のわたしの「新しいものへの欲求」や「強い誘惑」はこういうところからも来ているように思います。

 


◆それならどうするか?


今実践しているのは断捨離です。
もしくは、定期的にクローゼットの中身を取り出し、必要かどうかを検討する作業。
ワードローブの把握という意味でも意識的に行っています。
この1ヶ月で10点ほど手放すことが出来ました。
有難いことに、フリマで買い手も付きました。


お洋服を買い手の方に送るとき、
「どうしてわたしはこんなかわいい服を一度も着ないでしまっていたのだろうか」
「そうだ、お金がなくて出かけられなかったからだ」
「どうしてお金が無くなったんだろう」
「この服を買ったからだ…」


と、自問自答しました。
情けない事です。

 


貴重なお洋服の在庫をわたしのところで留めることは
お洋服自体も、着たくて探している愛好家さんのことも不幸にすることだと最近は感じています。


どうせ家の外に出すなら積極的に着てくださる方に少しでもお譲りしたいものです…
拘りすぎると断捨離がはかどらなくなるので、出来る範囲でそうしていきたいです。

 

 


こうしていろいろ書き出している間に随分洋服への誘惑も消えてきて
買わなくちゃという焦りも楽になってきました。


今回も長文となりましたがお読みくださりありがとうございます。