洋服が好きで好きでたまらないことをやめたいブログ

買うのが止まらないことから自分に向き合うブログ

なぜそんなに欲しいのか?

 

 

 

今回はわたしが「欲しい」「買ってしまう」洋服についての気持ちの分析を書いてみようと思います。

 

 

 

ファッションに興味を持ったのは高校生の時でした。

それまでは母が買ってきてくれるアップリケがついてるセーターとか、もたっとしたズボンとか。

スカートが何故かどうしても履きたくない頃があり、男の子のような恰好をしていたと思います。

それにすごくすごく太っていて、なぜかいつも仏頂面をしていました。

(それがかっこいいと思っていたようです。残ってる写真の写りは本当にひどいものばかりです。)

 

 

 

そんなもっさりしていたわたしが高校時代に感銘を受けてしまったのは

ロリィタファッションでした。

(個人的には価格も込みでロリィタファッションは大人の着る服だと思っている部分もあり、

当時ほとんど手に入れることが出来なかったのも当然ではあると思います。)

何社か憧れたブランドはありましたが、子供にたくさん買えるものではなく、ある一つのブランドに入れ込んでいました。

このころはまだ、買えなくても、あきらめることが出来ていました。

 

 

高校~大学時代をロリィタファッションと共に過ごし、社会人になるころ、ファッションの系統替えをしました。

この時漠然と「もう着れなくなった」と思ったのです。

雑貨店の販売員となったこともあり、森ガール系のファッションに傾倒していきました。

この雑貨店では5年働きました。ですが、最後の1年半ほどは、徐々にガーリー系の服装に系統を変え、

結局ロリィタファッションへ出戻りしてしまったのです。

(このころ転職をし、実家を出ました。一度ここでも断捨離をしていますが、あっという間にリバウンドしました。)

 

 

 

ロリィタにも色々な種類があり、TVで紹介されるようなこてこてのロリィタからガーリー寄りのカジュアルなものもあり

さすがに10代のころのようなこてこてに戻ることはありませんでしたが

カジュアルラインのロリィタブランドの服を沢山買い始めるようになりました。

10代当時、憧れだけで手を出せなかったブランドでした。

 

 

フリマや中古店、オークションを駆使し、古いシリーズを買い集めました。

あまり在庫が出回らないこともあり、暇なときはずっとオークションのページを見ている時もありました。

そして着用写真が見たいあまり、いつもいつも画像検索をして同じ服を着ている方の写真を見たりすることが楽しみとなっていました。

 

 

 

いったいなぜこうなってしまったのか???と今では思うのです。

 

 

現在はフリマアプリやオークションに張り付いて一日を過ごしたりすることはなくなりましたが、

それでも見かけると買いたい衝動に駆られ、実際に買ってしまうことの方が多いです。

(昨日も久しぶりに覗いたオークションで探していたワンピースを見付け……結局落札しました。予算オーバーなのにです)

 

 

 

 

いくつか考えられる理由を書いてみたいと思います。

 

 

(1)ファッションに未練がある

 

 

(2)自由になるお金が増えたと思っている

 

 

(3)自分に自信がない

 

 

(4)自己表現としてのファッションに依存している

 

 

 

 

大まかに書いてみました。

まず(1)から詳しく見ていこうと思います。

 

 

▼(1)ファッションに未練がある

 

一番着たかった10代のころ、満足に着ることが叶わなかったことへの未練が大きいように思います。

これは(2)にも関連してきますが、使えるお金が増えたことでその頃の憂さ晴らしをしようとしているのではないかと思います。

あの時欲しかったけどお金を貯めてる間に売切れちゃったあのシリーズ…

店員さんに顔を憶えてもらえたときの嬉しさ…

初めて袖を通した時の感動…

こういうことが忘れられないのだと思います。

 

 

 

▼(2)自由になるお金が増えたと思っている

 

 

実際は実家を出て一人暮らしとなっているため、自分のために使えるお金は減っているはずなのですが

働いてもらえる額が増えたことで錯覚をしているのだと思います。

(学生の時よりは確かに多いですが、高所得とは言えないです。お恥ずかしいです)

 

 

 

 

▼(3)自分に自信がない

▼(4)自己表現としてのファッションに依存している

 

 

この二つは似ているのでまとめて書いてみます。

自分が「何物でもない」ことに強烈な不安を持っているように思います。

学生時代得意だったのは美術だけ。

今思えばそれを突き詰めてみるべきだったのですが…実家の方針で叶いませんでした。

というより、口にすることすら許されませんでした。

自分のやってみたいことを10代のころ追及してみることができたなら、何かになれたのではないだろうか…という幻想があるように今でも感じます。

 

 

小さな文系の四大を卒業して、販売員になりましたが、そこで正社員になることが私の(親の)希望でした。

親は無条件に四大を出たら就職や正社員になるのに有利だと信じていたようですが

この会社でももちろん、デザインや美術系の学校を出たスタッフが重宝されていました。

結果として正社員になることはできましたが、退職することになりました。

 

 

 

 

精神的な問題を抱えてるという部分もわたしにはあり、このことについては成育歴や実家の環境と照らしながら

別記事に書いてみたいなと思います。

 

 

お読みくださりありがとうございます!